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みどりの通信 2026年2月号 夏の高温 冬の乾燥/つぎはぎトンネル

夏の高温 冬の乾燥

 冬の間お届けしている大根に、中心が茶色っぽく変色しているものがありました。調べると「赤芯症(あかしんしょう)」という生理障害の一つで、主に高温が原因とのこと。種をまいた昨年の9月中旬を思うと、なるほど大根だってつらかろうと思う気候でした。この赤芯症、外観ではなかなか分からず、料理しようと切ったときにアレッと思った方もいたかもしれません。大変申し訳ありません。

 あやしいな…と思うものは家に持ち帰り、切ってみて芯が変色していた場合はナイフでエンピツを削るがごとく、切干突(きりぼしつき)という道具で外側の白い部分だけをしゃっしゃと突いて干し、切り干し大根にしています。

 夏まきのにんじんもパカッとひび割れて出せないものが多いです(干ばつ後の大雨で急激な水分吸収が起こり、割れてしまったのかと思われます)。食味は問題ないので、こちらも「使ってやらなかわいそう」の精神で切り干しにんじんに。雨もなくカラッカラの気候は野菜づくりにはつらいですが、干し物には絶好ですぐに干しあがります。いまのうちにせっせと干して端境期にお出しする予定です。(照手)

 

つぎはぎトンネル

 厳寒期の畑では、北風に耐えるため、葉を放射状にべたっと広げてロゼット化するほうれん草、甘くなって体が凍らないようにするネギやキャベツ、体が凍りながらも蕾をつけて子孫を残そうとする菜花など、野菜たちそれぞれの生き残り戦略が見られます。

 いっぽうで春にとるにんじんや大根、レタスなどは、ビニールトンネルの中でぬくぬく育てます。ですが冬の寄居町は、赤城おろし(群馬県の赤城山方面から冬に吹き下ろす、乾燥した冷たい北風)が吹きすさぶので、トンネルが破れたり、穴があいたりすることも。就農時から使っているビニールトンネルは、あっちが破れてはテープで補修、こっちに穴があけばテープで補修…なので、あと2年もしたらトンネルがすべてテープで置き換わってしまうのではと思うほどです。

 そんなつぎはぎトンネルの中でも、にんじん、レタス、大根は、文句もいわずすくすく育ってくれています。乾燥しっぱなしの畑でもうひとのびしてもらうためにもここらでひと雨欲しいところですが、この時期だと雪になりそうで、そうなるとまたどこかしら穴があいたり破れたりでテープで補修することになりそうです。 (友亮)

 

3月のお休み

 3月23日~4月3日まで、端境期のため野菜セットをお休みさせていただく予定です。近くなりましたら、それぞれの方にお休みに当たる日のお知らせを入れます(HP等でもお知らせします)ので、ご確認ください。