台風くるか
7月10日以降、畑にはまったく雨が降っていません(7月31日現在)。西の空に巨大な入道雲があって、雷がゴロゴロなって、「ついにくるか!」と、雨雲レーダーを見ながらソワソワしていると、秩父あたりで真っ赤だった雨雲は、寄居にくるまえに雲散霧消。翌日も同じようなかっこうで、寄居の手前で雲散霧消…そんな毎日です。
例年だと葉っぱをごうごうさせている里芋は葉が枯れてちんまりしてます。きゅうりは水分不足になると曲がり果が出るのですが、いつもならせいぜい曲がっても「し」くらいだったのが、今年は「の」です。なすもピーマンも勢いがなくなってきました。そのくらい、ひどい渇きです。
首を長くして待っているのが、8月1、2日に接近する予定の台風です。本来なら暴風雨の心配をするところなのですが、それよりも、台風が南の海上から運んでくる雨雲への期待の方が勝ります。台風被害は最小限に、それでいて乾きに乾いた関東一円に恵みの雨を降らせてくれと欲張りなことを考えています。 (友亮)
対話の練習
ようやく長い夏の真ん中くらいまできたところでしょうか。連日35度越えの日々が続いています。
7月の通信には参院選の争点のひとつに気候危機対策を、とも書きましたが、選挙戦を見ていると話はそこまでたどり着かず、もっと手前のところ、人権をどう考えるかとか、差別をしないといった基本的なところで政党ごとの認識や発信に大きな隔たりがあり、その溝が埋められないまま選挙が終わってしまった印象です。
みんなで同じ船に乗って荒れ狂う海を航海しているにもかかわらず、一緒に話し合って危機を乗り越えようとするどころか、乗組員同士で小競り合いしたり、限られた食料をとり合ったりしているような…(そのうちに船が沈んでしまう気がします)。
とくに、「日本人ファースト」を掲げて人を順位付けし、ヘイトを扇動し、女性蔑視発言を繰り返す参政党が、「オーガニック」や「有機農業」という言葉も使って支持を伸ばしていて、農業をしている身としても危機感を覚えました。選挙選中盤で、京都の自然食品店を営む方々が「限られた人のためのオーガニックは私たちの目指す世界ではありません」という声明を出していたので、菜園みどりのも賛同しました(*)。
選挙結果をみてもなかなか明るい未来を描けませんが、誰かに任せておけばなんとかなるなんてことはあり得ないのだとしみじみわかったので、危機感はそのままに、リアルでも身近な人たちと日ごろから政治の話ができるよう、対話の練習をしていきたいなと思いました。 (照手)
*声明を出したのは、「ナチュラルフーズドングリ」の赤塚瑠美さんと「すみれや」の春山文枝さん。全国から241の賛同(店や農家含む)が集まったそうです。みどりののHP(「菜園日記」)に、声明の全文を載せていますのでよろしければご覧ください。