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みどりの通信 2020年1月号 あけましておめでとうございます/3月のセットのお休みについて

 

 あけましておめでとうございます。みなさんはどのようなお正月を過ごしましたか?

 私は、義父母(師匠の菜園野の扉)の家で元旦を迎えました。朝からおせちで熱燗を飲める幸せをかみしめながら、お煮しめを食べていたところ、びっくり! 里芋と金時にんじんが、超・おいしいのです。里芋なんかはムチムチで、甘みとうまみが抜群。金時も甘さ、香りがすばらしかったです。自分のところのものもおいしいと思っていたのですが…さすがだなと、感嘆しました。

 この違いはなんなのか。栽培管理や品種もあるのですが、出荷前に洗うか否かで変わるのかもしれません。みどりのでは、里芋とにんじんは、水洗いしてから乾かしたものを出荷していますが、野の扉ではどちらも洗わず土を軽く落とした状態のものを出しています。シンクに土が流れると、排水溝のゴミとりネットが詰まって嫌かなと思ってこちらで洗っています(じゃがいもとさつまいもは洗うと傷みやすくなるので、土つきのまま出してます)が、あまりにも味が変わってしまうのであれば考え直さなきゃいけないな…と。洗う、洗わないで食べ比べをしてみて、どうするか判断する2020年にしたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。(友亮)

 

●お知らせ●

3月のセットのお休みについて

 ホームページに「毎年4月~翌2月までの11か月間、旬の野菜を6~8品詰め合わせたセットを定期的にお届けします」と書いています。これは、3月は1カ月間、野菜セットの配達と発送がお休みになるということなのですが、きちんとアナウンスできていなかったので、ここで再度お知らせさせてください。

 いつも野菜セットは、いもや根菜、葉物などがバランスよく入るようにつくっているのですが、3月に畑でとれるものというと小松菜や菜花くらい。葉物野菜やにんじん、大根を冬場に育てて3月にとるには、露地より温かい場所、つまりビニールハウスが必要です。ところが菜園みどりのには苗を育てるための小さなハウスしかないため、露地の畑に小さなトンネルをつくり、そこにビニールをかけてしのいでいます。大きなビニールハウスに比べると中の気温は低く、ここで1、2月の寒さに耐えつつ3月収穫できる野菜はほとんどなくなります。

 ということで、暖かくなり露地でかぶやレタスがとれ出すまで、しばし野菜セットはお休みさせていただきたいと思います。来年以降どうしていくかはまた考えていくつもりです。こちらの都合でご不便おかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。(照手)